勅使川原真衣 経歴

専門は、性格行動特性を活用した組織開発。延べ約10,000人に対して、特性アセスメントデータを基にした対話を行ってきた。
特に得意とする領域は、性格行動特性を活用した組織の意思決定プロセスの最適化。

慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院教育学研究科(教育社会学)修了。教育学修士。 米系経営戦略コンサルティングファームにてタレントアクイジションを経て、米系人事組織系コンサルティングファームで性格行動特性を活用した組織開発に従事。

その後、自身の子供、というdemandingな顧客対応の比重をとるため独立。「自ず(おのず)」と「自ら(みずから)」の間がいい、おのみず株式会社を設立。以降一貫して、性格行動特性を活用した組織開発を専門に、顧客企業の成長を応援している。顧客は東証一部上場企業から創業3年未満従業員数10名以下のスタートアップに至るまで、製造業から出版、保険、医療法人など幅広い。

専門領域

  • 業績創出に向けた個人の行動変容サポート
  • 上記のための性格行動特性テストを用いた人材要件定義、行動評価設計
  • 上記のための採用/育成戦略、コミュニケーション戦略の策定
  • 実行のためのマネジャー支援(研修、コーチング他)

その他活動

  • 特定非営利活動法人「16歳の仕事塾」講師
  • その他、大学(福山大学)、学生団体(AIESEC)でのキャリア教育支援

代表 勅使川原真衣 メッセージ

1万人の自己変革を分析・支援

人は「性格行動特性」の違いによって、”それぞれの解釈”というメガネをかけて物事を見ています。それは正に視力のような普遍的な個体差ですが、正しい・正しくない、良い・悪いといった価値観があって当たり前の違いを、覆い隠します。
そして、誰しも何らかの力を発揮したいという”衝動”があるはずが、結果としてその”衝動”さえ見失わせてしまいます。

ヒトミルアドバイザー 山口周氏も著書『ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す』で申す通り、幸福感受性に根ざして物事を選択することができれば、自らの幸福に貢献しない仕事や活動は目の前から消えていくことになります。
しかし、幸福感受性を著しく摩耗させてきた現代においては、自分自身の幸福、つまりは”衝動”がピンボケしてしまい、うまく見極めることができません。その見失ってしまった”衝動”を見極めるために、ヒトミルは存在します。

かねてから、弊社では個人の解釈の癖を診断し、ファクトを与えることに注力してきました。
なぜなら、ビジネスにおいても、プライベートにおいても、人間が合目的に建設的に支え合うには、頭の中を事実に基づいて、良し悪しなく知ることが必要だからです。

ヒトミルでは、解釈の癖とともに、その人を揺り動かす衝動は人によって異なると考えています(この主張は前出の山口氏の論旨とは異なった見解になりますが)。
実際には様々な性格因子が織りなす結果に基づいて分析すべきですが、分かりやすさからソーシャルスタイル理論を用いて例を挙げるのであれば、以下の分類になるでしょう。

  • ドライバー:自らの成果に繋がる行動をしたい
  • アナリティカル:客観視して理論的な判断をしていたい
  • エクスプレッシブ:直感的な情動に従っていたい
  • エミアブル:その場の雰囲気に合わせていたい

※衝動=目的を意識せず、ただ何らかの行動をしようとする心の動き。

つまり「報酬そのものは魅力的だけど、仕事の内実は空虚で本人自身も意味や意義を感じられていない仕事」(前書では「クソ仕事」と称されています)を辞めるといった行動(=直感的な情動)が「衝動に根ざした活動」になるかどうかは、個人差があるということです。

ヒトミルでは自分自身を見極めるために必要なメガネの度数を明らかにし、個々人の衝動を理解した上で、発展的には相手への想像力を働かせるためのファクトを粛々と提供します。
そして、誰と何をどのように進めたいのか、具体的な示唆を対話的に生み出し続けることで、皆様の「もっとこうありたい」をお手伝いしていきます。

おのみず株式会社 代表取締役社長 勅使川原真衣

Photo by Junichi Shibuya

ヒトミルアドバイザーからの推薦コメント

結果を出すのは「頑張る人」よりも「凝る人」。
勅使川原さんは昔っから「人と組織」にこだわってましたね。

独立研究者・著作家・パブリックスピーカー 山口 周

1970年東京生まれ。独立研究者・著作家・パブリックスピーカー。World Economic Forum Global Future Council メンバー。電通、BCG等で経営戦略策定、組織開発に従事。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。


「ヒトミル」は、人の特性と活躍可能性を測定する高精度アセスメントと、その結果から何が言えるのか、どういう「打ち手」が有効なのかをHRのプロが読み解くことの2つが統合されたサービスです。

大中小規模企業へ幅広く長年HRコンサルティングをされてきた勅使川原さんの「読み解き」は、小難しいことを横文字で語りたがる人たちとは一線を画し、地に足の着いた確実性の高い打ち手に繋がると、お客様ファンが絶えません。

もちろん、本アセスメント開発者である私からも一押しです。

株式会社レイル 代表取締役社長 須古勝志

株式会社レイル(会社ホームページ) 代表取締役社長
1961 年生まれ。1992 年レイルを創業。テスト理論、心理統計学、CBT(ComputerBased Testing)やe-Learning 開発、各種検定試験の設計に精通。また、人事系組織分析コンサル等の経験も豊富。「人と組織の適合性」を数値化するアセスメントツール「MARCO POLO」設計者。個人と企業との適切なマッチングをすることで、企業業績アップの手助けをしている。コンサル先・関与先は多数。

会社概要

社名おのみず株式会社
電話番号080-3360-1625
代表者名勅使川原 真衣
設立2017年7月
事業内容組織人事コンサルティング
資本金5,950,000円